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S*e*x*t*a*n*s は 獅子座の隣にある六分儀座。航海者必須アイテムの六分儀で好奇心の方位をみつけていきます。音楽と映画と本と、その他おもいついたことを徒然に書き留めています。コメントどうぞ。
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おひさしぶりで、ホームズです。

大変なおひさしぶりです。
近況報告もそろそろ、ですが、一言でいいますと「介護たいへん」です(^_^;)
ですが一山は越えましたので、自分の生活、自分の生活基盤である「家」の
片づけを鋭意続行しております。
しかし精神的な自分のフォローを忘れているわけでは、ありません。


この数年のホームズのメジャー復帰(笑)に貢献している、イギリスBBC放送
製作ホームズパスティーシュの気鋭「SHERLOCK」、その最新スペシャル映画版
はしっかり、鑑賞しました。

まとめなくてはと思い、ブログに投下いたしますが、長くなりそうです(笑)
とりあえずは、冒頭から。。。

大いにネタバレです!












冒頭はこれまでのあらすじで、ジョンとの出会いからシーズン3最終話ラストシーンまで
流れるところからスタート。ただしこの流れは、本来のドラマの流れとは少し違う。

そして「alternativley」。

電子辞書では「(承諾するか)あるいは(otherwise)、また、その代りに(instead)」とある
単語だが、気になって調べてみると、ファンで注意深い人はおおっとなると含意がある。
厳密には、insteadとalternativelyの使い方は
instead→aのかわりにb
alternateively→aのかわりに「半永久的に」b
だそうだ。
(英語に関する箇所に、「大方の叱責を乞う」を意味する記号を作って入れたほうがよさそう)
oxford learn english dictionaryでは
「used to introduce a suggestion that is a second choice or possibility」
二番目の選択または可能性の提案を導入するために使われる。
二番目の選択!
ついでながら、oxfordのペーパーバック版のalternativeは
「available in space of something else」他の場所で手に入れる、とある。
つまり、ここから起こることは、いったい「どこ」で「なに」を選ぶのか?と大書され
ていた!(と思われる、です)


予告編や前情報から、今回のスペシャルはヴィクトリア時代が舞台であることは周知だ。
「どこ」はロンドンでヴィクトリア時代。
では「なに」は?それは最後のお楽しみ…



ヴィクトリア朝はシャーロック第一話study in pinkを踏襲して始まる。
いやいや「緋色の研究」の二人の出会い、というのが正しいのか?(笑)
原作どおりの展開であり、マーティン・フリーマンはまたもや(!)戦闘で負傷し、
またもやロンドンでPTSDの日々を送り、またもやスタンフォードと再会し、
またもや!ホームズを紹介される。セントバーソロミュー病院の地下実験室で。

紛らわしいので、ここでルールを。
以下、ヴィクトリア時代ではワトソンはJW、ホームズはSHで、
SHERLOCK本編現代では、ジョンとシャーロックでいこう。
なぜジョンが先かというと、それは全日本ワトソン協会員だからですよ(笑)
それ以外の人物は、〇〇の誰々、と書くようにしよう、できるかな。。。

今回はイラク戦争はないのでSH「アフガニスタンにいってきたね?」である。
また、スマホを貸せのかわりに鞭を投げてJWにうけとめさせ
「いい反応だ」と満足そうに言う。
これは、SHが「JWがアフガニスタンから「肩を」負傷して帰国し、杖をついているのは
肩の負傷のせいではなく精神的なトラウマだ」と見抜いたということ。
住所を告げる際、現代では「ツーツーワンB」というがヴィクトリアでは「2ハンドレッドトウェンティ
ワンB」といっている。
こういうふうに、英語のはしばしが古めかしい言い回しがヴィクトリア朝。

そして出会いから時は流れて二人は数々の事件を解決しJWはメアリと結婚しJWの事件録は
ストランドマガジンで大評判新作は「青い紅玉」だ、に時がとぶ。

事件で遠出をした二人が221Bへ戻ると、ハドソンさんと給仕のビリーが迎えてくれる。
ビリーは、ジョンの結婚式でリングベアラーを拝命したミステリホラー好きの金髪少年だ。
ハドソンさんとのやりとりも面白い。現代でもハドソンさんは「私は家政婦じゃないわ」と
いいつつ二人の世話をやくのだが、今回は家政婦である。
JWが家政婦であるハドソンさんが「物語で重要ではない」と言うのに、ハドソンさんは
不満を持っている。家政婦であることよりも、実在する自分が物語世界で軽んじられている
ことが納得がいかない。
また、メアリとJWとのやりとりも、じつは伏線になっている。
メアリの喪服めいた服装も、この時代がヴィクトリア時代(ヴィクトリア女王の長い服喪)
であることを表し、またタイトルロールを演じる「花嫁」のアシンメトリーでもあり、
現代版でのメアリの本質(シャーロックを冷静に撃った黒づくめのアサシン)でもある。
メアリ登場に香水がでてくるのも、現代版をふまえているところ。
221Bの居間(JWは結婚して独立しているにも関わらず)での、いつもどおりの笑劇(ファルス)
の一コマに、やはりなくてはならない人物レストレードが登場。
ここで、初めて、タイトルの事件が語られる。
全編とおしてのホラーでゴシックな雰囲気は、さすがヴィクトリア時代でドクターフーをさんざん
奔走させたモファット×ゲイティスだな!と思う。
花嫁のシーンは理解しがたいものへの不安、ヴィクトリア時代の科学の進歩という輝かしさと
表裏一体の不安感が満ちている。
レストレードの告白めいた報告がおわり一同モルグへいくことへ。
おいてけぼりのメアリはレストレードへ、女性の参政権獲得の運動中であることを告げるが、
レストレードはピンとこないらしくメアリに「出ていけ」と指さされる。
(この出ていけget outはシェイクスピアのセリフにありそうな)
メアリへの謎の電報、謎のMは007のMを意識したのか、おもしろい。

と、すべて説明していくととても終わらないので、この後は(も)盛大にネタバレしつつ、
気に入ったところのネタ探しと感想、穿ち見でいこう。



中盤でわかるが、このヴィクトリア版は、シャーロックがイギリスを離陸しすぐに出戻る
5分間にシャーロックが自分の「精神の宮殿」に潜行した物語、となっている。
だが、これが本当に、シャーロックの精神の中だけなのかどうかははっきりとしない.
シャーロックは、まだ若いころに、能力を高めるためにドラッグを乱用して、精神の宮殿
に潜行することを繰り返していた。
マイクロフトは、その所業のきっかけを作った(これがreadbared という犬?のことらしい)
ことと、兄としての責任(両親へは隠していたのかも)で、ドラッグ依存症から弟を
助けようとした。
そのとき、二人のあいだで約束したのが「人事不省に陥ることを想定して、使っていた/いる
ドラッグをリストにして持っていること」だった。
この中盤の現代では、精神の宮殿に潜行するためにドラッグを乱用した、と言い訳して
ヴィクトリア朝の未解決事件を解決すればモリアーティの仕掛けた罠の謎もわかる、と
シャーロックは無理やり街へと向かう。

しかしここは現実ではない。
精神の宮殿の入子。
つまり、

現実(精神の宮殿1:現代(精神の宮殿2:ヴィクトリア朝(精神の宮殿3:ヴィクトリア朝2)))

となっているらしい。
この構造は、実際のヴィクトリア時代のオリエンタル趣味を反映、強調した「壺中天」な演出
なのだろう。
またヴィクトリア時代は幻想文学が主流であった時代でもある。


ここではシャーロックのなかのメアリーの分析がおもしろい。
精神の宮殿1のシャーロックはメアリーの能力を高く評価しているのだ。
メアリーがスマホで「got it」と素早く情報検索するのは、本来ならシャーロックがすべき作業、
それをメアリーが交替してくれている。
ジョンは、精神の宮殿2でも「揺るがない」ジョンである。
シーズン3で、シャーロックとメアリーはジョンを挟んだ存在なのだ宣言していたが、精神の宮殿
ではそれが顕著になり、メアリーはシャーロックの作業を分担するほど高い知性をもち信頼できる
存在として現れる。


現代で優秀な検死医として、シャーロックの数少ない信頼できる仲間としてのモリー・ フーパー
は、ヴィクトリア時代でも検死医として登場。
ただし、女性の地位向上と女性参政権運動のためか?男装し、男性と偽って?スコットランド
ヤードのモルグ勤務をしている。
アンダーソンは、フーパーの部下である検死官だが、当時の検死官としても下っ端でらしく
科学的とはいいがたい迷信人間らしい。
そして、その男装を見破っているのは、JWだけか?
JWはそのことをほのめかしつつ(自分が繊細で感受性や思いやりがあるからと自信がある
らしい態度)、フーパーに遺体の所見をのべる。
字幕では
「もちろん銃創が死因だが、肺炎だった。長くなかっただろう」
となっていたが、これは「肺結核」だろう。
現代でも結核はやっかいな病気であり、知らずに進行すれば死に至る。
結核で死ななくてすむようになってから、ほんの50年くらいではないだろうか。
当時は結核は、必ず死にいたる病気であり、ゆるやかな死刑宣告だったはずだ。
家族に結核患者がいれば、家族も家全体もかかわらないでおこう、というのが
社会の常識であったろう。
結核になった、ということも、この遺体が生前は社会的弱者であったということだ。

この遺体こそが、怪奇な事件の「犯人」である、花嫁。
花嫁衣裳をつけて、銃を乱射したあと自殺し遺体はモルグに運ばれた…
にも関わらず、その夜、この花嫁は自分の夫を殺したのだ。


この事件を解く鍵、死者が復活して殺人が出来るか否か?が明確になれば、
現代(現実?)の「モリアーティ復活」の謎を解く鍵となる。
と考えたSHは、ヴィクトリアン精神の宮殿に「深く深く潜行して」、忌まわしき花嫁の事件と
解決しようとする。

その解決にむけて、さまざまな情報がヴィクトリアン精神の宮殿を交差するのが、
おもしろいのだが、銃乱射事件のときの花嫁の
「you?you?or me?」
というセリフ。
この言葉が事件の発端で残された、ということこそ大きな意味があるのでは、
と最後に気づいたのだった。

さて、まずはここまで。
続きをお待ちください。
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by crann | 2016-03-26 12:19 | cinema・映画 | Comments(1)
Commented by rosemary at 2016-03-28 08:25 x
お久しぶりです。続き楽しみです。
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