リコーダーの響き。 |
先日、バロックの歌曲コンサートですばらしいミュージシャンに出会いました。 太田光子さん。彼女はリコーダー奏者です。 小学校のときに練習した「縦笛」、あれがリコーダー。日本人にこんなになじみのある音色なのに、リコーダーがメインの音楽はあまり聞くことも無いなんて。 彼女の音楽は楽しい! 演奏のスタイルを見ていても、彼女がどれだけ音楽が好きかが伝わってきます。 そのコンサートでは、太田さんは伴奏のアンサンブルにいらしたのですが、 芸大の大御所教授さえ、最後に彼女をほめまくっておりました。 (出演者よりもね♪) CMにも使われた「やぎの足」という曲、のんびりしてて良い曲ですが、 イギリスの古い俗謡「サリーガーデン」が、なんともいえないしっとりした懐かしさです。 CD「笛の楽園」、全曲おすすめ。 でも、一番は彼女のライブですね。 ただし、ライブだとCDのように彼女が何種類ものリコーダーを駆使して作り上げる (ある意味、幻想音楽ですね)音楽はできません。 いや、リコーダーの真髄は、 ごまかしのいらない、シンプルな音色。 やっぱりライブが聞きたいです。 |
by crann
| 2004-05-16 23:27
| musica・音楽
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