BATUCADA |
BIRDのKIRINのCMで話題になっている「BATUCADA〜バトゥカーダ〜」は、68年マルコス・ヴァーリの名曲Batucadaのカヴァー。 バトゥカーダとは、サンバの楽器隊=バテリアがたたき出すリズムのことです。 バテリアはすべてが打楽器、面白い楽器がたくさんありますが、それぞれが違う音、違うリズムを叩くことで、音楽を作り出します。 また、バトゥカーダは歌とメロディの入らない、打楽器だけの演奏のことでもあります。 バテリアの中にいると自分が出している音を聞くのも大変です。 ヘヴィ・メタも真っ青の大音量ですから。 どうやって聞いていたのか不思議。たぶん自分の手に伝わる反動でリズムを判断してたのでしょうね。 打楽器の中でもガンザ、ショカーリョとよばれる小さなジンバルを連ねたもの、これが実はリズムを保つのが一番難しい。 それは自分の音が聞こえないし、複数のジンバルの振動を感じてからじゃ遅いから。 ガンザ、ショカーリョは簡単そうにみえて、初めたばかりの人もよく挑戦しますけど、サンバのリズムが身体にしみついた人にしか、ほんとうはできないのです。 バテリアで演奏する醍醐味は、この大音量にまけないリズムのキレです。 とくに、リズムのパターンが変わる瞬間(キメといっていましたが、ヴィラーダ?というらしい)とその前後にくる休符の部分=パラジーニャ。 この二つが乱れなく決まったときの快感。 恍惚としちゃったりして(笑) 暑苦しい夏は、暑苦しい(笑)サンバをどうぞ。 汗をかいても気にならなくなります♪ |
by crann
| 2007-07-22 21:17
| musica・音楽
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