たっちあんどごー。 |
08/12/08 『エロイカより愛をこめて』のなかで、エーベルバッハ少佐がハイジャックされた旅客機を、犯人の目をあざむき反撃するために、指定の空港へ着陸した・・・と見せかけて、ふたたび離陸するシーンがありました。 どこのエピソードが忘れてしまったんですが、空港管制官が 「見事なタッチアンドゴーだなあ」 と平和(笑)に感動しているコマが忘れられません。 ロンドン・シティ・エアポートは、ロンドン市内のドックランズにある、小さな空港。 滑走路もコミューター機用の短いものです。 ロンドン市外から市内が見えるまで旋回しながら降下して、滑走路も見えて、ランディング・ギアの動きもつたわってきて、機体のお尻がぐっとさがったか、と思いきや・・・ 機首がぐぐっとあがって、急上昇!? あれ? あれれ? 2秒くらい「不時着、墜落、大爆発!」という言葉があたまをかけめぐりましたが、ほぼ満員の機内は何事もなく、誰も気にせず、もちろん乗務員が機内を心配するということもなく・・・ 私はこっそりと同行のTさんの顔をうかがって、Tさんの落ち着いた様子を見ていたら、安心して(気がぬけて?)寝てしまいました!(爆) 滑走路の順番待ちだったのか、路面整備だったのか、なにごともなく機首をあげて旋回を始めたときは爆睡。 実は、出発前夜、最後のエアコンが壊れてしまい、結露した水が書棚の上にこぼれて文庫本やペーパーバックに被害が出てしまったので、結局今回も荷造りでほぼ徹夜したのでした。 成田→アムステルダムでは睡眠が足りてなかったようです。 一瞬気を抜くとすぐ寝てしまう。緊張がとけてというより、とろけきっていたみたいです(爆) はっと気づいたときは、ランディング・ギアが動き出し、すぐ着陸してしまいました。 着陸してから、あれはなんだったんだろう?夢?と思って、Tさんに聞いてみたら、やっぱりタッチアンドゴーがあったよね、と確認できました。 ほんとに、何だったんでしょうね? 交通機関トラブル最大のジンクス発動か!?という場面は、回避されました。 同行Tさんのおかげです、ありがたやありがたや。 結果として、タッチ=着陸はしていないのですが、タッチアンドゴーをちょっとだけ体験できて嬉しかったです。 |
by crann
| 2008-08-30 15:47
| viaggio・旅
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