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S*e*x*t*a*n*s は 獅子座の隣にある六分儀座。航海者必須アイテムの六分儀で好奇心の方位をみつけていきます。音楽と映画と本と、その他おもいついたことを徒然に書き留めています。コメントどうぞ。
by crann
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戦士と薔薇と勝利。

08/13/08

ポーツマス1日目。本当の旅の始まりです。
起床して、まずお天気を確認すると曇り空ながら陽の光が明るく、まずまずの様子。
他の宿泊客にせんじて?朝食ルームに一番のりすると、昨夜は暗くてわからなかったけれど、内港にむかって出窓のある光あふれるすてきな部屋でした。
a0018354_209369.jpg



イギリス到着後の最初のイングリッシュフルブレックファストは、シリアル、ジュース、トースト、目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、ハッシュポテト、焼きトマト、そして北欧風のデザインのティーポットにたっぷりの紅茶。

今日の大きな目標・予定以下の3つ。

・ポーツマス・ヒストリック・ドックヤードを見る
・ワイト島へフェリーで渡る
・カウズへ行く&アイスクリームを食べる(笑)

まず、ポーツマス・ヒストリック・ドックヤードへと出かけました。
が、その前に、地図にあった地名 HMS Themeraire が気になったので、確認しに。
HMS Thmeraire テメレア、とは、ナポレオン戦争時代の英国の軍艦の名であり、07年ヒューゴー賞ノミネートのSF『テメレア戦記』のドラゴンにつけられた名前でもあります。
フランス語のテメレール=むこうみずな、やんちゃな、を意味するその軍艦の何かが残っているのでしょうか?
史実の初代テメレア号はフランス軍から拿捕されたもの、2代目は1798年からイギリス海軍の軍艦として活躍、ネルソンの旗艦ビクトリー号を助けて奮闘し1838年に廃船となって解体されます。
その最後の解体のため曳航されていく様子がターナーの「戦艦テメレア号」という有名な絵画でもあります。解体されちゃったはずのテメレアに会えるのかも?という淡い期待のもと、こっち?あっち?と初めての街でテメレア探し。
見つけたのは大きな建物です。体育館?と思ったら「HMS Themeraire Sports Centre」ときたもんだ(爆)
同行Tさんが、警備員さん(軍人ですよね)に聞いてみてくれて、そこが軍のスポーツセンターだとわかりました。
もうイギリス海軍ったらやんちゃなんだから♪…あまりのギャップに唖然、点目。とりあえず記念に写真でもとっておこうとカメラを出しました。




ビジターセンターでまず周辺地図を手に入れます。チケット売り場へ行くと、夏休みなので家族連れがずらり。
でもそれほど待つことなくチケットを入手して外へ出ると「強風のため今日のハーバー・ツアー(港内クルーズ)は中止」という表示。
朝の日差しはどこへやら、風は冷たく雨が降りそうな空模様になってきていました。
まずHMS Warrior(ウォーリアー)へ。
戦士の名を持つ世界初の鋼鉄装甲の軍艦。ビクトリア女王のHMS(Her Majesty ship)として1860年に建造されました。ウォーリアーでは19世紀末ビクトリア時代の海軍の様子が再現されています。中々住み心地のよさそうな船員たちのスペース。比較する対象が映画「マスター&コマンダー」だったりするから、圧倒的に住環境は改善されているに違いないのですが。
しかし逆に考えると、マスター&コマンダーの時代から約70年後なのに基本的なシステムがかわったわけではなく、設備やアメニティが変わっただけというほうがなんとも「英国的」かも。

このあたりでカメラがバッテリー切れ。なおかつメモリ不足。なんで!?と思ったら、さっきのテメレアで、がっかりのあまり間違えて写真ではなく動画をとってしまったのでした!
慌てて電池を入れ替えて、メモリを削除して一安心。
テメレアには翻弄されてます(苦笑)

後日、というかつい先日、帆船小説やマスター&コマンダー通の方から、
「そのHMSは、Her Majesty Suportscentre でしょうv」
といわれて、爆笑しましたが・・・そうかそうか、そうだったのか~~

ウォーリアーの中では、ガイドのおじさんが大砲を発射するロープをひかせてくれたり、巨大なキャプスタンを押す(まね)をさせてくれたり、帆船好きならではのオタクな楽しみを味わいました。
キャプスタンに狂喜乱舞するアジア女性、ガイドさんも不思議に思ったことでしょう(苦笑)

a0018354_2010292.jpg船首にある舞踏譜のような甲板の象嵌は装飾ではなく、船首砲を動かすためのレール。


ウォーリアーの次は、向かい側のメアリー・ローズ・ホールへ。
メアリー・ローズ(聖母の薔薇とでも?)号は、ヘンリー8世の戦艦でしたが、英仏戦争に出撃するためポーツマスを出港後に突然沈没してしまったのでした。
ヘンリー8世はこのショックで弱ってなくなってしまったとか?
200人近くの将兵を乗せたまま沈没したメアリー・ローズ号の発掘調査は21世紀に入って本格的に開始され、海底の泥の中に残存していたほぼ半分の船体が、このホールで気長に保存液をスプレーされつつ展示されています。
この保存展示場は、暗くて寒くてまさに「船の墓場」(爆) Tさんがすぐそばにいても、なんとなく人気を感じないような、うら寂しい、不気味な雰囲気です…

保存展示場を出ると、明るいこども向けのメアリー・ローズ号発掘品&近世の世界紹介。
16世紀のボースン・ホイッスル(甲板長(ボースン)の船員たちを指示するための合図の笛)や、大砲に点火するためのスティックだけど砲手長の身分をあらわすためなんだか装飾過多になったもの、矢筒の仕組みや鎖かたびらなど、それぞれガイドする大人がいて、質問に答えたり触らせたりしてくれる展示です。また、発掘品のなかには楽器も含まれていて、Tさんはクラリネットの原型のような楽器を見つけて喜んでいました。
その楽器も、演奏ボタンを押すといくつか楽器を使った演奏が聴けるようになっていて、こどもの好奇心だけでなく大人の好奇心も充分満足させてくれます。
その点火スティック。a0018354_2013158.jpg


さて、次はネルソン提督の旗艦 HMS Victory ビクトリー号。


a0018354_20145615.jpg


この頃になるとお天気はだいぶ下り坂。風がとにかく強くて、体温をもっていかれそうです。日本は30℃越えのはずなのにね…
ビクトリー号は、ウォーリアー号を小さくして古めかしくした感じ。
展示はネルソン中心になっていて、ネルソンの居間(写真)やネルソンのベッド、そしてネルソンの臨終場面をスケッチした絵から推察される「ここがネルソンの臨終場所」(ここは撮影禁止、なぜ?)など。
a0018354_20155093.jpg


ネルソンの勝利は英国人の誉れ、しかしネルソン自身はここで死んだのです。
船の名前はビクトリーですが、戦争の勝利とは、その裏側にあらゆる苦さを含んでいるのだと、そんなことをひしひしと感じさせます。
出口近くで、カメラマニアっぽいおじさんが、床に直置きして広い砲列甲板(ていうのかな?)を撮影していました。
おお、こうやってとれば、砲弾の転がる視線をとれるわ♪と私もまねっこ。
おじさんが、親指たてて、Good Job!だって(笑)
a0018354_20375949.jpg




ビクトリー号を出たらお昼が食べたい時間…しかし、夏休みなのでレストランや軽食コーナーなどは満杯。お土産をみながら席があくかも、と待っていても仕方なさそうなので、移動しようということに。
しかし、もうひとつ見ておきたいところがあります。
ビクトリー号の帆の展示へ。
a0018354_20472181.jpg



a0018354_2019422.jpg



HMSVictoryのフォアトップセイル。(上/実物 下/砲弾跡を復元したモデルB4版くらい)
トラファルガーの海戦でうけた砲弾痕が残ったままの状態で保管してきたそうです。
保存についてはあまり良い状況ではなかったとみえて(海戦直後からさまざまな場所で展示供覧されていたそうです)、補修と保存のプロジェクトが始まったのは80年代後半のようでした。
展示されていたのは、一階部分がお土産屋さんの建物の3階部分全部(屋根裏?)で、階段もすりへっている年季の入った建物でした。大きな帆の広がる左手に、スクリーンがあります。
その階段をあがっていくと、なぜか聞き覚えのある音響が…
砲撃の音、たくさんの人間が甲板を走る音、舷側に着弾してはじけ飛び粉砕する木片、そしてヴォーン・ウィリアムズのあの曲!
スクリーンには「マスター・アンド・コマンダー」の戦闘シーン、船内、船上シーン(主役の顔は使わずに)を音楽とともに、上手につなぎあわせたものが上映されていたのでした。
傷だらけの帆を見ながら、音楽と音響を聞くとなんともいえない雰囲気を味わいました。
帆は建物3階部分のほぼ3/4をしめていそうです。大きさは何と320㎡。(畳換算で、320平米=175.44畳=96.8坪!) 端のほうはたたんであるのでしょう。
トラファルガー海戦の弾傷とあの音響とで、またもや背筋がぞくぞくしてしまいました(苦笑)
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by crann | 2009-02-22 20:39 | viaggio・旅 | Comments(0)
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