日本語はむずかしい。 |
読売新聞に「日本語の現場」が連載されています。 様々なコトバの使用方法の変遷、世代ごとの感性の違いなどもリサーチしています。 そのなかから、丁寧語を使うことへの世代差があるのではないかと感じています。 丁寧語、尊敬語は、自己と関連が浅い第3者に向けてが使いやすい、ような漠然としたものですが。 職場のなかで爆笑ものなのが、 「いかれました?」 という問いかけです。お客さんが聞いたら??ものです。 「係長、いかれました?」 ↓ 「係長、もうお出かけになりましたか?」が正しい。 まずいでしょーと話題にしても、また誰かがやってしまう。 「~される(なさる)」を合体しているんですね。 「行く」を尊敬にしている感覚なんでしょうけど。 同じく、「お食べになりましたか?」もあります。 「召し上がりましたか?」でいいでしょうに、丁寧すぎて使いづらいという気持ちがあるらしい。 同僚、後輩、私も含めて言葉使いに気を遣っているつもりで、身内同士は特に妙なことになってしまいます。 あんまり丁寧なコトバだと相手をバカにしている、という感じ方があるのかもしれません。 また、上手く使えないということもあるでしょう。 どんなときでもお互いに敬意をもっていれば、コトバは伝わります。 素直にありがたい、という気持ちで使いたいものです。 *** ブログに出していい表現かどうか、悩んでためらっていたら、今ラジオでまさしく使ってるんですね~~「いかれました?」と。 なので、ポストしてみることにします。 |
by crann
| 2004-08-09 00:06
| gioco・ことば遊び
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