hideo nakai |
中井英夫キーワード 彗星 眠り 香り 薔薇 虚無 黒鳥 月蝕 夜兆 植物園 本多正一、中井英夫最後の助手である彼の人生を変えてしまった作家。 本多さんの『彗星との日々-中井英夫との四年半-』の頁を繰るたびに、 また幻想文学出版局の追悼小冊子『眠れ、黒鳥』を読むたびに、稀有な 人生に思い馳せる。誰にとってもそうなのだろうか、私にとっても『虚無へ への供物』は読書のジャンルを変え、さまざまな人々との出会いを促す こととなった。それぞれの心に棲む「彗星」、光芒の尾をひきながら空を 横切っていくもの。ひとつの巨大な彗星に出会ってしまった、本多さん の文と写真から再び中井英夫に向きあう、まもなく黒鳥忌。 *石塚公昭氏製作「中井英夫」に会える、地下室の古書展へ。10/17から。 |
by crann
| 2004-10-04 12:22
| libro・本
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