影を慕ひて。 |
上野で開催中の「薬師寺展」にいってきました。 昨夜は万燈会(まんとうえ)が予定されていたようですが、春の嵐で中止。 それも見たかったなあと思いつつ、嵐のおかげで館内はだいぶすいていました。 夜間公開の時間、嵐といっても、なかなかの人出だと思います。 並ばないだけ良かったかな。 薬師寺には、特別な思い出があります。 水煙を間近に見られて感動でしたし、日光月光菩薩の後ろを見ることができたのも、嬉しかったです。 そして、楽しいことを発見してきました。 聖観音も日光、月光菩薩も、ライトアップされてその影がうしろの壁にうつっています。 その影と握手してきました(笑) ちょっとスペシャル。 高校の修学旅行は、奈良京都でした。 東北とか四国とか九州とか、もしかしたら今は海外かもしれませんが、私たちの学年は奈良京都だったのです。 奈良京都好きとしては全然かまわなかったのですが、噂によると、2学年の先生たちがアミダくじで行き先を決めているかいないとか。 まーさーかーといえないところが、わが母校のおもしろさというかなんというか(爆) 日程は11月5日くらいから5~6日くらいだったと思います。 まず奈良へいき、東大寺近くの旅館、次に多武峰(こんな字?)のホテル、そして京都の旅館と移動しつつ、事前に各グループごとに決めたコースで観光していくのです。 途中、引率教師がいる「ポイント」を通過して「無事ですよ~」「まじめにやってますよ~」と顔見せしつつ、です。 グループは、各クラスで5~6人ずつ作ります。 私のグループはなぜか他のクラスと仲良しがかさなっていたため、同じコースを作って提出し、総勢15人くらいでぞろぞろと回ることになりました。 その中に薬師寺さんにご縁のある同級生がいたのでした。 彼女(のご家族)の紹介で、若いお坊さんが案内について講話をきいてお経をあげて、当時再建中だった西塔の見学までさせてもらったのでした。 ・・・高田好胤さんに会った気もするのですが、記憶が(爆) いいこいいこ、とおじぎしたわたしたちへ手を出してくれたおじいさん、管主さんだったような。 棟梁にもあったのかなあ、と思い出せないのがくやしい。 |
by crann
| 2008-04-19 19:55
| parodia・贋作遊び
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