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S*e*x*t*a*n*s は 獅子座の隣にある六分儀座。航海者必須アイテムの六分儀で好奇心の方位をみつけていきます。音楽と映画と本と、その他おもいついたことを徒然に書き留めています。コメントどうぞ。
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はちみつの音色。

5月25日、ストラディヴァリウス・サミット2009のコンサートに行って来ました。

3月半ば以来、公私ともに慌しくて、慌しいだけじゃない肉体労働もたくさんあって(笑)、すてきな音楽をたっぷり聴いてリラックスしたい!という願望だけでチケットをとったのでした。
さて、いこうと決心したときは、すでにサントリーホールの正面席は満席状態。
後ろのほうのS席より、舞台うしろのA席のほうがおもしろいかも?と、チェロ側(ヴァイオリンを見られる側)をなんとか入手。

当日、突然おもいだして、エルメスのストラディバヴァリスカーフをしなくては!とバッグにつっこんだのはいいのですが、入れていくはずの化粧ポーチを忘れました(爆)

会場は偉そうな人がいっぱいいて(バッジがアレだったり、どうみても大使夫妻?という方々)、ヨーロッパのコンサートホール的な華やかさで楽しくなりました。
いそいそとストラディヴァリウススカーフをしてみたけれど、誰も気づいてくれなかった(苦笑)


W.A.モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調 KV138
スーク:弦楽のためのセレナーデ 変ホ長調 作品6
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」より「四季」

アンコール曲
グリーグ :『ホルベルク組曲』から 第1楽章
チャイコフスキー :アンダンテ・カンタービレ
チャイコフスキー :『弦楽セレナーデ』から 第2楽章「ワルツ」


全員が立って演奏する「ソロイスツ」スタイルとでもいうのでしょうか、立って演奏すると、それだけ楽器が鳴るのだとおもいます。
初めて体験したのは、90年代初頭のユーリ・バシュメットひきいる「モスクワソロイスツ」でしたが、その演奏は衝撃でした。
こんなに激しくライブ感のあるクラシック音楽があったのかと、感動したものです。
今回は全楽器がストラディヴァリウス、古楽器なのですから、それほど音量を期待はしていませんでした。

しかし、演奏が始まったらそれは大きな間違いでした。
もちろん、それぞれが銘を持つ楽器たち、すばらしい音色を持っているわけですが、同一の作り手による楽器群の演奏というのは、ふだんの室内楽とはまったく違うものなのです。
音色(おんしょく)の相似がもたらす一体感。
それが、音楽をこんなに変えるのだ、と呆然としながら聞き入りました。

ヴィヴァルディは、一楽章ずつソリストをかえていくのですが、そのソリストがブリッジののせた弓が最初にうごくときの擦過音まで聞こえ(私にはそう聞こえたのですけどね)るほどの、会場の緊張感もよかったです。

最後の一音がとけてきえていくとき、蜂蜜を溶かした濃いコーヒーが飲みたい、と不思議なことを思いました。
単に私がくいしんぼうなだけでしょうが、私の感じたストラディヴァリウスの音は、蜂蜜の色と味をしていたのでした。
by crann | 2009-05-29 23:53 | musica・音楽
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